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リセールバリューが高い車ランキング【10年落ち・14年落ち】

「10年落ちだから値段は付かない」——本当にそうでしょうか。 当サイトが集計した中古車輸出流通の実務データ(業者間オークションの落札実績)から、 古くなっても値が付き続ける=リセールバリューが落ちにくい車をランキングで公開します。 世間の残価率ランキングが対象にする3年落ちの「その先」、10年落ち・14年落ちの世界です。 国内の店頭査定で安く見積もられたとき、「この車は本来いくらで動いているのか」を知る物差しとしてお使いください。

このランキングの根拠

  • もとデータ:業者間オークションの落札実績(輸出流通の実務集計・2024年以降)。修復歴なしの個体を対象に、年式帯ごとに集計しています。
  • 掲載基準:各年式帯で一定の取引実績(10台以上)がある車種のみ。順位は取引中央値にもとづきます。
  • 対象の偏り:母数は「海外輸出の需要がある車種」です。ここに載っている時点で輸出の買い手が付く車種であり、国内専用モデルの一部は対象外です。
  • 最終更新:2026年7月(データは定期的に差し替え、ランキングは自動で再計算されます)。

10年落ち(10〜13年)でも値が付く車 TOP20

国内では「10年落ち10万km」が査定の崖と言われますが、輸出流通ではその常識が通用しない車種があります。 10〜13年落ちの取引水準が高い順のランキングです。

順位車種参考価格帯中央値流通中心の走行距離
1 トヨタ ランドクルーザー 184万〜259万円 219万円 8.0万〜20.6万km
2 トヨタ ランドクルーザープラド 189万〜225万円 209万円 9.0万〜15.8万km
3 トヨタ ハリアー 98万〜122万円 112万円 8.0万〜12.8万km
4 トヨタ ハイエースバン 71万〜113万円 94万円 18.5万〜30.3万km
5 日産 NV350キャラバンバン 67万〜92万円 86万円 14.5万〜20.1万km
6 ホンダ ヴェゼル 53万〜87万円 72万円 9.4万〜17.5万km
7 BMW 3シリーズ 52万〜80万円 70万円 7.1万〜10.4万km
8 ホンダ CR-V 54万〜71万円 68万円 6.9万〜10.0万km
9 トヨタ ヴァンガード 62万〜73万円 67万円 8.3万〜13.5万km
10 メルセデス・ベンツ Cクラス 51万〜94万円 67万円 4.4万〜7.8万km
11 トヨタ SAI 44万〜65万円 59万円 10.1万〜16.3万km
12 マツダ CX-3 51万〜64万円 58万円 8.2万〜13.5万km
13 トヨタ カムリ 54万〜65万円 58万円 11.8万〜15.6万km
14 スバル フォレスター 48万〜62万円 55万円 9.3万〜13.4万km
15 トヨタ プリウスα 43万〜57万円 50万円 12.5万〜18.3万km
16 トヨタ マークX 30万〜72万円 49万円 10.7万〜14.6万km
17 トヨタ オーリス 44万〜55万円 49万円 10.2万〜13.8万km
18 三菱 アウトランダーPHEV 41万〜55万円 47万円 9.7万〜15.8万km
19 BMW 5シリーズ 35万〜55万円 45万円 6.4万〜9.8万km
20 フォルクスワーゲン ゴルフ 27万〜74万円 43万円 5.5万〜10.4万km

参考価格帯は取引の中央50%(下位25%〜上位25%)。オークション流通水準のため、買取店の店頭提示はここから流通コスト分の差が出ます。金額を保証するものではありません。

上位はランドクルーザー系の2強に、ハイエース・NV350キャラバンといった商用バン、ハリアー・ヴェゼル・CR-Vなどの SUV勢が続きます。共通点は海外に厚い実需があること——走行距離が15万km前後でも取引が成立しているのがわかります。

14年落ち以上でも値が付く車 TOP20

国内査定なら「0円」を提示されかねない年式でも、値段が付き続けている車のランキングです。 トラック・マイクロバスが混ざるのは、新興国の実需がそれだけ強いためです。

順位車種参考価格帯中央値流通中心の走行距離
1 日産 スカイライン 353万〜578万円 425万円 8.9万〜15.6万km
2 日産 シルビア 153万〜379万円 323万円 5.7万〜20.0万km
3 トヨタ ランドクルーザー 177万〜201万円 191万円 11.0万〜17.9万km
4 トヨタ コースター 161万〜201万円 178万円 12.5万〜26.7万km
5 三菱 ファイター 130万〜200万円 174万円 16.1万〜32.8万km
6 日野 レンジャー 103万〜177万円 137万円 13.2万〜26.3万km
7 トヨタ ランドクルーザープラド 115万〜176万円 128万円 12.2万〜20.4万km
8 レクサス RX 106万〜136万円 125万円 13.1万〜20.7万km
9 三菱 ローザ 107万〜182万円 124万円 8.8万〜27.9万km
10 トヨタ FJクルーザー 114万〜138万円 118万円 15.0万〜19.5万km
11 トヨタ レジアスエースバン 66万〜118万円 100万円 16.6万〜27.7万km
12 トヨタ ハイラックスサーフ 85万〜104万円 96万円 14.4万〜20.4万km
13 三菱 キャンター 80万〜115万円 95万円 11.4万〜24.8万km
14 トヨタ ハイエースバン 74万〜100万円 84万円 15.1万〜26.6万km
15 トヨタ ハイエースワゴン 66万〜78万円 77万円 9.3万〜21.4万km
16 トヨタ ハイエース 66万〜103万円 72万円 14.4万〜27.5万km
17 トヨタ ダイナ 49万〜76万円 63万円 9.1万〜26.0万km
18 日野 デュトロ 53万〜78万円 62万円 19.6万〜34.8万km
19 トヨタ トヨエース 51万〜71万円 60万円 9.0万〜16.5万km
20 トヨタ クルーガーV 47万〜64万円 59万円 12.2万〜18.2万km

参考価格帯は取引の中央50%。金額を保証するものではありません。

スカイラインやシルビアが上位に入るのは、アメリカの25年ルールで 解禁された旧車にコレクター需要が乗るためです。一方、ランドクルーザーやトラック勢は新興国の「働く車」としての 実需。理由は違えど、どちらも国内相場とは別の土俵で値段が決まっています。

値持ち率ランキング——7〜9年落ちから10年超へ、いくら残るか

「10年落ちの崖」をどれだけ無傷で越えられるかを、7〜9年落ちの取引中央値に対する10〜13年落ちの中央値の割合 (値持ち率)で並べました。両方の年式帯に十分な取引実績がある36車種が対象です。

順位車種7〜9年落ち10〜13年落ち値持ち率
1 日産 AD 16万円 17万円 ほぼ横ばい
2 トヨタ ポルテ 20万円 20万円 ほぼ横ばい
3 ホンダ シャトル 34万円 35万円 ほぼ横ばい
4 日産 NV350キャラバンバン 87万円 86万円 ほぼ横ばい
5 トヨタ アクア 34万円 32万円 94%
6 トヨタ パッソ 27万円 25万円 93%
7 トヨタ スペイド 21万円 17万円 81%
8 トヨタ プロボックス 42万円 34万円 81%
9 ホンダ ヴェゼル 89万円 72万円 81%
10 トヨタ サクシードバン 45万円 35万円 78%
11 マツダ CX-3 75万円 58万円 77%
12 トヨタ サクシード 50万円 37万円 74%
13 トヨタ プロボックスバン 41万円 30万円 73%
14 トヨタ ハリアー 159万円 112万円 70%
15 トヨタ ハイエースバン 138万円 94万円 68%
16 トヨタ ランドクルーザープラド 335万円 209万円 62%
17 スバル フォレスター 89万円 55万円 62%
18 ホンダ フィットハイブリッド 39万円 24万円 62%
19 日産 マーチ 20万円 12万円 60%
20 マツダ デミオ 34万円 20万円 59%
21 マツダ ボンゴバン 35万円 20万円 57%
22 トヨタ プリウスα 91万円 50万円 55%
23 日産 ジューク 54万円 29万円 54%
24 日産 エクストレイル 62万円 33万円 53%
25 トヨタ シエンタ 38万円 19万円 50%
26 トヨタ プリウス 71万円 35万円 49%
27 トヨタ ヴィッツ 50万円 24万円 48%
28 スバル インプレッサスポーツ 25万円 12万円 48%
29 スズキ スイフト 30万円 14万円 47%
30 トヨタ カローラアクシオ 79万円 34万円 43%
31 トヨタ カローラフィールダー 82万円 34万円 41%
32 ホンダ フィット 42万円 17万円 40%
33 マツダ CX-5 101万円 34万円 34%
34 三菱 eKワゴン 10万円 3万円 30%
35 ダイハツ ムーヴ 17万円 5万円 29%
36 日産 ノート 29万円 8万円 28%

各年式帯の取引中央値どうしの比較(同一個体の追跡ではありません)。20万円未満の帯は万円単位の丸めの影響で率がぶれるため、参考値としてご覧ください。

上位の顔ぶれは、AD・NV350・プロボックス系の商用車と、アクアなどの燃費で選ばれるコンパクトHV。 「仕事の道具」として買われる車は、古くなっても用途の価値が落ちないため底が堅いのです。 逆に下位には、国内のファミリー需要が主戦場の車種が並びます。輸出の主戦場から外れる年式に入ると 急落する——CX-5やノートの数字がその典型です。ただしこれは「安くしか売れない」ではなく、 「この水準までは本来値段が付く」と読むのが正しい使い方です。

リセールバリュー・残価率と、このランキングのちがい

リセールバリューは「数年後に売るときの価値」、残価率は「新車価格に対して何%の価値が残るか」を指す用語で、 世の中のランキングの多くは3年落ち・走行2〜3万kmを基準に、メーカー系サイトの買取参考価格から算出されています。 新車をどれで買うかを選ぶ指標としてはそれで十分です。

一方このページが扱うのは、その基準から外れた10年落ち以降のリセールバリューです。 新車価格比の残価率が一桁%になる世界では、参考価格を出すサイトも少なく、「値段が付かない」と思われがちです。 そこで本ページでは、実際の業者間取引の水準(年式帯ごとの落札中央値)と、年式帯をまたいだ残存率(値持ち率)という 実務の物差しで序列を出しました。3年落ちの残価率ランキングでは見えない「古い車の本当の底値」がここにあります。

なぜ古い車に値段が付くのか

カラクリはシンプルで、買い手が国内だけではないからです。日本の中古車は、 年式規制のある国(ケニアの8年ルールなど)から 規制のない国、さらに25年経つと解禁されるアメリカまで、 年式ごとに違う国の買い手が待っています。そして最後の下支えが 鉄・アルミ・触媒といった素材の価値。 だからこのランキングの外にある車でも、値段がゼロになることは原則ありません。

国内の店頭査定が渋いのは、業者が悪いのではなく、その業者が国内再販の相場しか持っていないことが多いためです。 古い車ほど、輸出ルートを持つ業者を比較に入れることで結果が変わります。

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どちらも個人情報の入力は不要です。車種別の詳しい解説は車種別ガイドへ。

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